カテゴリー別アーカイブ: 草原

ノコンギク

ノコンギク

ノコンギクは、街中の草むらや海岸から林の縁や山中まで、秋になるといたるところで目にする花です。紫色の細いいくつもの花弁の中央が黄色のこの花は、どなたでも見覚えがあることでしょう。
よく比較されるのが、ヨメナで、この2種の花はよく似ていて、見ただけでは区別は難しいです。葉をさわってみて、ざらざらしていたら、ノコンギクの可能性が高いです。
中央の黄色の部分は、実は筒状の小さな細かい花の固まりで、この筒状の花に長い毛があれば、ノコンギクで、なければヨメナです。
早春の若芽は、ヨメナとともに山菜として利用できますが、あく抜きは必要です。

ヤマトリカブト

ヤマトリカブト

 猛毒で知られる花です。葉だけではなく、特に根に多くのアルカロイドを含み、時に事故や事件として世間を騒がせます。新芽は、山菜として利用されるニリンソウによく似ているので、注意が必要です。
 横浜や鎌倉の山裾で、普通に見ることができます。花は、濃紫色で美しく、園芸品種もあるほどです。

アキノタムラソウ

アキノタムラソウ

 アキノタムラソウは、長い穂に紫色の数個の花を何段にも輪生して咲かせています。鎌倉では、6月くらいから11月くらいまで、長い期間にわたってみることができます。林の縁やハイキングコース脇でよく見かけます。高さは、80cmにもなるため、茎の途中から上が刈り取られている形で出会うことが多く、完全な形で開花しているのを見た記憶は、私にはありません。
 他の花がほとんど見られなくなった晩秋のハイキングコース脇に上部を刈り取られながらも立派に花をつけているのを見つけると、頑張っているねと声をかけたくなります。

ヤマハッカ

ヤマハッカ

 ヤマハッカは、鎌倉では多くはありませんが、目にする場所では群生していることが多く、とても目立ちます。一つ一つの花は、とても小さいですが、よく見ると絶妙な造形です。正面から見ると、動物のようでもあります。
 ハッカという名がついているにも関わらず、ハッカのような香りはほとんど感じられません。