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ツルソバ

ツルソバ

 花期の長い花です。鎌倉周辺での最盛期は秋から冬にかけてですが、夏期にも開花しているのを見かけます。地味な花ですが、他の花の少ない冬を彩る貴重な野生種です。
 海岸近くの崖地が大好きで、半日陰状の場所にもはびこっています。

ノコンギク

ノコンギク

ノコンギクは、街中の草むらや海岸から林の縁や山中まで、秋になるといたるところで目にする花です。紫色の細いいくつもの花弁の中央が黄色のこの花は、どなたでも見覚えがあることでしょう。
よく比較されるのが、ヨメナで、この2種の花はよく似ていて、見ただけでは区別は難しいです。葉をさわってみて、ざらざらしていたら、ノコンギクの可能性が高いです。
中央の黄色の部分は、実は筒状の小さな細かい花の固まりで、この筒状の花に長い毛があれば、ノコンギクで、なければヨメナです。
早春の若芽は、ヨメナとともに山菜として利用できますが、あく抜きは必要です。

ヤマトリカブト

ヤマトリカブト

 猛毒で知られる花です。葉だけではなく、特に根に多くのアルカロイドを含み、時に事故や事件として世間を騒がせます。新芽は、山菜として利用されるニリンソウによく似ているので、注意が必要です。
 横浜や鎌倉の山裾で、普通に見ることができます。花は、濃紫色で美しく、園芸品種もあるほどです。

アキノタムラソウ

アキノタムラソウ

 アキノタムラソウは、長い穂に紫色の数個の花を何段にも輪生して咲かせています。鎌倉では、6月くらいから11月くらいまで、長い期間にわたってみることができます。林の縁やハイキングコース脇でよく見かけます。高さは、80cmにもなるため、茎の途中から上が刈り取られている形で出会うことが多く、完全な形で開花しているのを見た記憶は、私にはありません。
 他の花がほとんど見られなくなった晩秋のハイキングコース脇に上部を刈り取られながらも立派に花をつけているのを見つけると、頑張っているねと声をかけたくなります。