月別アーカイブ: 2016年10月

アキノタムラソウ

アキノタムラソウ

 アキノタムラソウは、長い穂に紫色の数個の花を何段にも輪生して咲かせています。鎌倉では、6月くらいから11月くらいまで、長い期間にわたってみることができます。林の縁やハイキングコース脇でよく見かけます。高さは、80cmにもなるため、茎の途中から上が刈り取られている形で出会うことが多く、完全な形で開花しているのを見た記憶は、私にはありません。
 他の花がほとんど見られなくなった晩秋のハイキングコース脇に上部を刈り取られながらも立派に花をつけているのを見つけると、頑張っているねと声をかけたくなります。

ヤマハッカ

ヤマハッカ

 ヤマハッカは、鎌倉では多くはありませんが、目にする場所では群生していることが多く、とても目立ちます。一つ一つの花は、とても小さいですが、よく見ると絶妙な造形です。正面から見ると、動物のようでもあります。
 ハッカという名がついているにも関わらず、ハッカのような香りはほとんど感じられません。
 

シュウメイギク

シュウメイギク

 シュウメイギクは、10月から晩秋まで咲き続ける花です。原産地は中国で、園芸品種として古くに日本に渡ってきたとされています。日本では、野生化した株も見受けられます。
 名前にはキクの文字がつきますが、キク科ではなく、キンポウゲ科に属し、花弁のように見える部分は、実は萼片です。
 鎌倉では、寺社や民家の庭によく植えられており、赤紫色や白色をした花が目を楽しませてくれます。

ナンテンハギ(フタバハギ)

ナンテンハギ(フタバハギ)

ナンテンハギ(フタバハギ)
ナンテンハギ(フタバハギ)

 鎌倉では、日当りのよい土手に群生しているのを、よく目にします。まっ平な場所よりも、斜面がお好みのようです。花は穂になって数個が固まって咲き、群生すると、ちょっとしたお花畑になります。
 この花も、ナワシロイチゴやウドと同じように、高山に近い場所から、平地まで、生育域が広範囲にわたる不思議な植物のひとつです。
 有料山菜の宝庫であるマメ科の一員なので、新芽は食用になりますが、私は一度お浸しか何かで食べてみたいと思ってはいるものの、あまりにも普通にどこにでもあるので、先延ばしになっています。マメ科特有の香ばしい味がするのではないかと想像しています。